第1.カスタマーハラスメントへの理解
1.カスタマーハラスメントとは(厚労省報告書素案より)
(1)厚労省素案の定義
(2)具体例
2.カスタマーハラスメントの増加の実態と対応のトレンド
(1)各種調査レポートに見る傾向
(2)企業の対応策
3.カスタマーハラスメント防止に向けての体制整備の基本
(1)厚生労働省「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」の要点
(2)パワーハラスメントなど、その他のハラスメント対策との違い
4.カスタマーハラスメントによる企業の責任
(1)労災認定基準の改定
(2)カスタマーハラスメントを認めた労災事件例
5.BtoBのカスタマーハラスメント
第2.カスタマーハラスメント対応マニュアルの作成
1.基本方針はシンプルに 【基本方針のサンプル】を紹介
2.対応マニュアルは具体的に 【事例別マニュアルのサンプル】を紹介
3.対応のテクニック
4.SNS関連の対応
第3.クレーム対応の流れ
1.クレーム対応の基本的理解
(1)企業にとって果たす役割
(2)4つの基本方針
2.ステップ1:事実関係の確認
(1)事実関係確認の目的
(2)確認は客観的な物から
(3)客観的な事実を聞き出すヒアリング
(4)顧客の期待に応えるヒアリング方法
3.ステップ2:相手の要望の確認
(1)要望の分類
(2)即決できない要求への回答
(3)カスタマーハラスメントへの対応
4.ステップ3:対応の検討
(1)法的責任の有無の検討
(2)「法的責任なければ、金銭賠償なし」の原則
5.ステップ4:解決へ向けての交渉
(1)交渉担当者の決定と変更
(2)書面による交渉、録音
(3)交渉の中途断絶の取扱い
第4.具体的事例の検討
〔事例検討① クレーム対応の標準的ケース〕
〔事例検討② 初期対応に失敗したケース〕
〔事例検討③ 調停を申し立てられたケース〕
法改正による義務化を見据えた『カスタマーハラスメント対策とクレーム対応の実務』
【開催にあたって】 ★クレーム対応の現場に多く立ち会い、法的アドバイスを行ってきた弁護士が社内体制の整備の要点と、事例に沿ったクレーム対応の実践ノウハウを解説します★ クレーム対応は、顧客の意見を知る貴重な機会であると同時に、企業にとって重大なリスクともなり得ます。厚生労働省は現在、パワーハラスメントと同様にカスタマーハラスメントについても、防止のための措置を取ることを企業の義務とすべく、法改正に向け準備しています。 本セミナーでは、改正動向と企業におけるカスタマーハラスメント対策の実例を紹介しながら、今後の体制整備に向けた要点を解説するとともに、実際にクレーム対応の現場に多く立ち会い、法的アドバイスを行ってきた弁護士の立場から、企業として絶対に外してはいけないクレーム対応の基本原則を解説いたします。 その上で、豊富な事例解説を中心として、対応に困る具体的ケースについての実践的なノウハウをご提供します。カスタマーハラスメントの防止のための体制整備と、クレーム対応の実務の両面をおさえ、コンプライアンスの維持向上とリスク・マネジメントの達成を図っていきたいと考えておられる担当者、管理職の方々にお勧めのセミナーです。
質問OK
初~中級者向け
イベント概要
視聴期間/スケジュール
以下の期間でライブ配信を行ないます。
2025/02/04 13:00 から 2025/02/04 17:00 まで
詳細
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
※受講レベルについて
質問方法
チャットで質問できます
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
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修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
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提供方法
Zoom配信
講師のプロフィール
講師名
中島経営法律事務所 パートナー弁護士 寺田寛 氏