1.日本企業の研究開発テーマの適性の見極めのマネジメントの3つの代表的問題
(1)評価者の属人的な評価(化学会社の例)
(2)研究者の熱意の過度の重視(食品メーカー、無線機器メーカーの例)
・研究開発テーマも“Garbage in, garbage out”
・背後にある日本人の特徴?
(3)不確実性を軽視した評価(オフィス機器メーカーの例)
2.様々な研究開発テーマ評価法
<非財務法>
(1)直感法(スティーブ・ジョブズ、井深大、シャープの緊プロの例)
・直観法の是非
(2)対話法(化学会社の例)
(3)スコア法
・BMO(Bruce Merrifield & Ohe)法
・リスク-リターン法
・STAR(Strategic Technology Assessment Review)法
・演習1:スコア法演習(「AテーマーBテーマ、どちらのテーマを選ぶべきか?」)
・スコア法のメリットとデメリット
<財務法>
(4)ディスカウント・キャッシュフロー法
・NPV(正味現在価値)
・IRR(内部収益率)
・演習1~5(NPV・IRRの算定と意思決定)
・ディスカウント・キャッシュフロー法の主要な課題
・ディスカウント・キャッシュフロー法を使う上での注意点
(5)回収期間法
(6)ECV(期待経済価値)法(演習6)
3.良い研究開発テーマ評価システムの要件
(1)個別の研究開発テーマ評価法の限界:「一つの評価法では、正しい評価はできない!」
(2)『研究開発テーマ評価の基本フレームワーク:不確実性・複雑性を所与とした評価システム
(3)良いR&Dテーマ評価システムの要件
・不確実性・複雑性に対処しながらも分かり易い評価体系
・評価者・担当者の間で納得感・信頼感がある
・事業・製品で成功するための重要なポイントをきっちりおさえている
・革新的なテーマを正しく判断し意思決定ができる:多数決は機能しない
4.上の要件を踏まえた全体評価体系としてのステージゲート法
(1)ステージゲート・プロセスとは?
(2)ステージゲート・プロセスの11の工夫
(3)ゲートでの評価体系・評価項目例
(4)ゲートでの正しい意思決定法
(5)ステージゲート・プロセスと上で議論した個別研究開発テーマ評価法との関係
ステージゲートをプラットフォームに、個別の研究開発テーマ評価法のいいとこどりをして組み込む
5.最後に
研究開発テーマ評価法の基礎知識
【開催にあたって】 ★本セミナーの特徴★ ~以下3つの方針・目的で本セミナーを進めます~ ・研究/開発者にとってテーマ評価上、押さえておくべき代表的評価法のコンセプトとそれらを利用した評価の全体体系を学びます。 ・それらコンセプト・用語を学ぶにあたり、研究開発テーマ評価の「取り巻く環境」「問題」を理解した上で、それぞれの評価法の活用ポイントとその重要性の理解を図ります。 ・本セミナー受講後には、「研究者・開発者として知らなければならない代表的・基本的評価法の基礎と全体体系をきちんと理解している」と言えるレベルの達成を目指します。
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初~中級者向け
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視聴期間/スケジュール
ライブ配信は終了しました。
2024/09/11 16:30 に終了
詳細
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※受講レベルについて
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チャットで質問できます
配布資料
なし
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修了証の発行
なし
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提供方法
Zoom配信
講師のプロフィール
講師名
ベクター・コンサルティング株式会社 代表取締役社長 浪江一公 氏