【開催にあたって】 2015年のコーポレートガバナンスコードの施行以来、日本企業においては企業価値の向上に主体的に向き合うことが求められてきました。 この結果、機関設計の変更、社外取締役の質・量双方の充実などにより、取締役会の監督機能は格段に強化されました。 さらに、2023年には東証から「資本コストや株価を意識した経営の実現」が要請され、その後の金融庁のアクションプラン、経済産業省の研究会などにおいては、企業価値を高めるための「稼ぐ力」が注視されるようになりました。この流れは、ガバナンス改革の主眼が、「稼ぐ力」を担う執行体制の在り方に移りつつあることを示しています。 執行体制の強化のためには、CEOをトップにすえたCxO体制を採用する企業が増加するなかで、経営会議などの意思決定機関をどのように活性化させるか、さらには執行体制を支えるコーポレート組織の強化を、グループ本社と事業部門の双方で行う必要があります。 本セミナーは、この流れを踏まえ、企業価値向上を高める前提条件である、CxO制度に代表される執行体制と、これを支えるコーポレート(本社)部門の在り方と、再構築の視点、変革へのプロセスを解説いたします。
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