【開催にあたって】 イノベーションとは、発明(0→1)ではなく既知と未知の結合と経済性である、と学者シュンペーターがイノベーション理論の中で結論付けています。 「自社技術(既知) x 社外にある未知技術」 を組み合わせ、多くのお客様に御愛顧頂ける商品やサービスを提供(経済性)する。 シンプルに新規事業を捉え、実践検証しながら失敗を減らして成功体験を積み、継続的で組織的な学習さえできれば、どの企業でも創出することは可能だと考えています。 しかしながら、そこには技術的難易度やコストダウン、経営マネジメントなど社内に数多の壁や敵がおり、社外にもスピード早いスタートアップや投資意欲高い海外企業の存在もあり、既存事業とは違う戦いの厳しさがあると思います。 それでも、私は日本の継続的な競争優位を築くことにおいて、技術テクノロジー偏重でもなく、思いつきのアイデア商品のような短命な事業でもなく、自社の強みや培ってきたアナログ技術が生きる新規事業を創出することこそ、必要不可欠であると考えています。本講演では、製造業の新規事業の実践結果から得たノウハウだけでなく、実際の成功事例を交えながらお伝えしたいと思います。
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