【開催にあたって】 サプライチェーンを襲うランサムウェア攻撃と内部不正ーいま企業に求められる実務対応とは? サイバー攻撃は、もはや対岸の火事ではありません。近年、ランサムウェア攻撃や内部関係者による不正アクセスを契機とする情報漏えいが急増し、単一企業にとどまらず、取引先や委託先を巻き込んだサプライチェーン全体への波及被害が深刻化しています。情報資産への依存が高まる中、ひとたび攻撃を受ければ、事業停止、風評被害、損害賠償、経営責任の追及といったリスクが連鎖的に発生しかねません。 さらに、2024年以降、積極的サイバー防御法や重要経済安保情報保護活用法といった法制度の整備も進み、企業に対するセキュリティ体制構築義務や報告義務が一層厳格化されつつあります。 委託先への安全管理措置の徹底や、クラウド例外を巡る法的整理、取引契約上の責任分担など、法務・リスク管理部門が対応すべき課題は広がる一方です。 本セミナーでは、King & Wood Mallesons法律事務所の弁護士が登壇し、最新事例をもとに、ランサムウェアによる被害の実態と法的責任の所在を整理します。 あわせて、情報漏えい発生時の報告義務、取引先との契約リスク、そして経営判断としての身代金支払い可否といった重要論点について、実務的視点からわかりやすく解説します。
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