【開催にあたって】 2025年7月、企業会計基準委員会(ASBJ)より「後発事象に関する会計基準(案)」等が公表されました。 しかし、40年以上見直されてこなかった重要論点を先送りすることにより、現行実務を維持するという保守的なアプローチが提案されています。企業に求められる説明責任の根幹に関わる課題でありながらも、十分に応えきれていない側面を含んでいます。 本セミナーでは、現行実務の取扱いを徹底的に解説するとともに、公開草案の内容と懸念点を論理的かつ実践的に読み解きます。会計基準が新設されるタイミングで何を押さえておくべきかという問いに対し、開示実務と会計基準の両側面から明快な視座を提供します。 今後、財務諸表等規則への反映、監査実務への影響、企業開示への波及は避けられません。 そのときが来てから慌てるのではなく、会計の根幹に立ち返ることができる“今”こそが、備えるべき絶好のタイミングです。 本セミナーを通じて、会計基準と実務のあいだに橋を架けるための知見と展望を得ていただければ幸いです。
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