【開催にあたって】 現在、企業会計基準委員会(ASBJ)は後発事象に関する会計基準の開発を再開しています。 この動きは、長年放置されてきた制度的矛盾の解決を迫る歴史的転換点となる可能性があります。 現在ASBJは「現行実務維持」という保守的アプローチを採用していますが、これは根本的解決の先送りに過ぎません。 夏に予定される公開草案後には、財務諸表等規則への反映見送りリスクや「レジェンド問題」再燃の可能性があるため、上場企業の財務報告プロセスに重大な混乱をもたらす恐れがあります。 本セミナーでは、現行実務の制度的背景、基準開発の核心論点、今後の実務リスクについて整理・分析し、制度リスクへの対応戦略を提示します。 会計関係者として、積極的なコメント提出を通じて制度改善に寄与することは社会的責務でもあります。公開草案公表前の今こそ、制度設計の根本的課題に対する深い洞察を獲得する機会です。
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