【歪んだ思考を矯正し、思考のブレーキを解き放ち、本来の能力を発揮しよう】
「職場の心理学シリーズ」は、「思考のゆがみに気づき、それを矯正する」ことを目的にしています。
皆さんは管理職として日々の業務の遂行だけでなく組織課題の解決に力を注いでいると思います。
だからこそ、管理職として自己の持つ能力をしっかりと発揮することが大切です。もちろん、様々なスキルを習得することはとても大事なことです。しかし、どんなスキルを持っていても使いこなせなければ意味がありません。
「自分は能力を発揮している」と思っていても、会社組織という環境や組織風土、それにプレッシャーや思い通りにならないことによるストレスによって知らず知らずのうちに思考がゆがんでいます。
そして、無意識のうちに思考にフィルターが掛かり、アクセルとブレーキを同時に踏み続けています。
つまり、能力を発揮できずにいます。とてももったいないことです。
それが人間関係にも悪影響をおよぼし、ほおっておけば、思考はさらにゆがんでいきます。
そんな思考のゆがみを知り、矯正し、本来の能力を発揮するために本講座では具体的にテーマを絞ってお届けします。
今回のテーマは「あるべき論があなたの能力を蝕んでいる」。
管理職になると3つのあるべき姿を描きます。それは上司(管理職)はこうあるべき、部下はこうあるべき、そして組織はこうあるべき。誰もがあるべき姿を目指します。しかし、その描かれたあるべき姿が歪んでいたらゴール自体が歪んでいることになります。さらに描かれたあるべき姿が自身へのプレッシャーとなり、現状把握をあいまいなものにしているかもしれません。
「自分は違う」と思いたいでしょうが自覚症状が無いだけかもしれません。
講座の最後に今の自分を振り返るための振り返りシートと振り返りから得た気づきから次の行動の指針となる成長目標シートを設けています。
自分の思考のゆがみに気づき、矯正し、能力を発揮する。
あなたにはまだまだ発揮していない能力が眠っています。