経験があるから、早く判断できる。
しかし、その経験が、新しい情報や挑戦を
止める力になっていないでしょうか。
管理職にとって、経験は大きな力です。迅速で正確な判断、リスクへの備え、結果までのプロセスを描くことなど、経験によってできることは少なくありません。
一方で、経験が増えるほど、過去のパターンによって思考を省略するようになります。それによって判断が速くなる反面、今の状況を十分に確認しないまま、過去の経験に当てはめてしまうことがあります。
経験が諸刃の剣となる理由は、主に3つあります。
・経験が自分の限界をつくり出す
・現在の状況を過去の経験にむりやり当てはめる
・自分は分かっていると考え、新しい情報を拒む
失敗した経験から過剰にリスクを避けたり、過去の成功体験を現在にも当てはめたりすると、新しい発想や挑戦を止めることがあります。また、「自分は分かっている」という思いが強くなると、部下や周囲の話を聴けなくなり、立場の圧力に頼ることにもつながります。
本講座では、経験によって判断が速くなる仕組みと、経験が思考や情報収集を妨げる3つの理由を学びます。さらに、経験と創造のバランスを取り、経験をブレーキではなくアクセルとして活かす考え方を確認します。
講座の最後には、振り返りシートを使って自分の経験の使い方を見直し、目標設定シートで具体的に実行する行動を決めます。
経験を否定するのではなく、経験をどのように使うかを振り返る研修です。