高みを目指せば、対立は生まれます。
問題は、対立そのものではありません。
納得なき妥協を、そのままにしてしまうことです。
「できる範囲」の選択や高い目標へのあきらめ、経験による過度な予測によって、無意識に限界を決めていないでしょうか。
本講座では、妥協をなくすのではなく、「どう妥協するか」を考えます。
まず、妥協の本質と、無意識の妥協が成長を止める状態を整理します。さらに、「納得する」とはどういうことか、なぜ人は納得できないのかを、「理解できない」「受け入れられない」という側面から考えます。
次に、なぜ人は妥協を選ぶのか、なぜ論破や圧力で譲歩させてしまうのかを確認し、「すり合わせ」の意識について考えます。
ビジネスにおけるコミュニケーションでは、情報共有と人間関係の醸成、返報性の原理、すり合わせと自律との関係を扱います。
最後は、「納得して妥協」に導く3つの心得です。
① 共感を意識すること
② あいまいを排除すること
③ ムリをさせないこと
上の立場ほど、決断を求められる一方で、あいまいに逃げることもできます。
また、現場にムリをさせる計画や判断を、「仕方がない」で済ませていないかも振り返ります。
講座の最後には、自分自身の現在の納得度を振り返り、「自らが納得するためのアクション」「相手が納得するためのアクション」を具体的な行動目標として設定します。