「忙しい」から抜け出す組織マネジメント
~ 忙しさの正体:マネジメント不全が引き起こす混乱 ~
今回のテーマは多くの企業で問題となっている「忙しい」「多忙な状況」について
「忙しい」から抜け出す組織マネジメント ~ 忙しさの正体:マネジメント不全が引き起こす混乱 ~
というタイトルでお届けします。
組織内での忙しさ、従業員が過度に多忙である状況は、厳しい言い方をすれば組織マネジメントの本質から外れ楽にマネジメントを行なっている状態であり、マネジメント不全の現れです。
マネジメントが十分ではないことでムリな計画が当たり前になり、常に忙しい状況により焦りやストレスの増大、それによるミスやトラブルの発生、優先順位の確認、段取りの混乱などから生産性の低下を招き、その結果、管理職がプレイングマネージャーとして常に緊急度の高い業務に奔走し、尻拭いをすることで何とか結果を出している。しかし、そのためにマネジメントが疎かになり、混乱を整理することができずにまたムリな計画を立てざるを得ない。
そんな悪循環に陥っています。
組織マネジメントの役目は組織として成果を出すことですが、そのためには、現場への負担を平準化し、効率と生産性を向上させることが不可欠です。
しかし、「忙しい」と動き回っている人ほどマネジメントがおろそかになっています。動いている分時間を取れないのですから当然です。
そんな忙しさの呪縛から解放され、従業員がそれぞれの能力を発揮し、組織としてより成果を上げるために、本気で組織マネジメントをおこなう。行える環境改善に取り組む必要があります。
本講座では忙しいから抜け出せない要因から、組織マネジメントの本来の役割、そしてその役割をまっとうするための取り組みの考え方を解説していきます。
さらに講座の最後には現状を振り返り、行動目標を設定していただくためのワークを設けています。学ぶだけでなく具体的にアクションに繋がる行動目標を設定していただきたいと思っております。
振り返りと行動目標設定のワークの内容は組織内でも活用できる内容です。
この講座が刺激となり少しでもあなた自身、そして組織の成長・変化にお役立ていただければ幸いです。
当たり前のレベルを上げれば組織は必ず強くなります。