組織を変えたいのに、なぜ変わらないのか。
職場には、誰もが違和感なく繰り返している「当たり前」があります。
挨拶、会議、計画、約束・ルール、報連相、ミスやトラブルへの対応。こうした日常の当たり前は、組織によってレベルが違います。
良い当たり前は人を成長させ、悪い当たり前は人を堕落させる。
本講座では、その「当たり前」に目を向け、組織管理から組織マネジメントへ移るための考え方を学びます。
当たり前は、簡単には変わりません。強い刺激で短期間に変えようとすれば反発が起こり、いつの間にか元の状態へ戻ってしまうこともあります。
そこでまず、マネジメントの目的と本質を確認し、「会社から与えられた力に頼っていないか」「自律してほしいのに管理を強めていないか」と、自分自身の組織マネジメントを振り返ります。
自律には、決断や行動に必要な情報、その情報を使って判断するスキル、そして権限が必要です。単に「自分で考えて動いてほしい」と求めるだけでは、自律的な組織にはなりません。
さらに、人が妥協したり変化を避けたりする背景、能力を発揮できる環境、成長、ビジネス・コミュニケーション、アサーティブな組織環境、自律的に行動できる組織について考えます。
後半では、組織にある「あいまい」に目を向け、最後にCAPDサイクルを使って、当たり前のレベルを継続的に上げていく考え方を整理します。
講義を聞いて終わる研修ではありません。
講義の随所で振り返りシートを使い、自分の職場や自分自身の組織マネジメントについて考えます。最後には、今後の行動目標と、その実行を妨げる障害まで整理します。