今回のテーマは、
「今の仕組みやルールは組織力を奪っていませんか?」
~ 仕組みやルールの本来の姿を取り戻す!! ~
多くの会社で仕組みやルールが作られています。
仕組みを作ったり、ルールを定めることは業務をより効率的に進めていく上でとても大切なことです。
私も異論はありません。
しかし、そんな仕組みやルールをしっかりと作っているはずの大企業で不正やデータ改ざんなどの問題が次々に明るみに出ています。
分かったこと自体は評価すべきかもしれません。しかし、なぜ起こったのかを考えるとそこには仕組みやルールの運用のゆがみがあります。
例えば、10時間でやる仕組みとなっている仕事を8時間の計画にする。
本来おかしな話ですが、ムリをさせながら仕組みを遵守させる。そんな矛盾を無視して圧力をかけてしまう。
誰もがストレスやプレッシャーによって当たり前に考えることがゆがんでしまうんです。
本講座は、「当たり前のレベル向上シリーズ」と題して、普段の業務で当たり前に行っていることに着目し、当たり前に繰り返されているレベルを上げることで組織力を向上することを目的に、具体的にテーマを絞ってお届けしています。
今回のテーマである「今の仕組みやルールは組織力を奪っていませんか?」~ 仕組みやルールの本来の姿を取り戻す!!
今、多くの組織で組織力を高めるはずの仕組みやルールが組織の成長につながるどころか逆に組織力を奪っています。
そのような仕組みやルールが作られる背景にはあいまいな現状把握や結果に対する焦りやプレッシャー、表面的な取り組みであっても形にしなければならないなど様々な歪みが潜在しています。
本講座では組織としての仕組みやルールに対する考え方を見直すきっかけとなるよう、仕組みやルールが本来の目的を失い、歪んだ状態になる背景やそれを打破するためのポイントを解説していきます。
さらに講座の最後には今の仕組みやルールの現状を再認識するための振り返りのワークを設けています。個々に振り返るだけでなく、ぜひ組織全体での振り返りにも活用していだければと思います。
内容的には仕組みやルールについて当たり前のことをお伝えしています。
その当たり前のことを再認識し、本来の仕組みやルールの姿を取り戻すきっかけになれば幸いです。