今回のテーマは
「そろそろ本気でプレイングマネージャーをやめませんか?」
~本当に仕方がないのですか!?~
少なくとも私がお伺いしている企業には必ずと言っていいほどプレイングマネージャーがいます。
ある会社の部長さんが、プレイングマネージャーは常識ですよ。マネジメントだけしかやらないなんて効率悪いでしょう!!と訴えてきました。
その会社では、課長職の方が人手不足を嘆き、緊急業務の対処や納期遅延や業務の不具合への対応など多岐にわたって走り回っています。現場での仕事もこなし、尚且つ管理職として組織やチームをマネジメントする。
とても優れた優秀な社員です。
しかし、そんな大活躍のはずのプレイングマネージャーについて部下の方々に話を聞くと、あまり芳しくはありません。中途半端なプレイヤーと中途半端なマネージャーという評価が少なくないんです。
組織が求めているスーパーマンのようなプレイングマネージャーではなく、中途半端などっちつかずの管理職というイメージなのです。
そして、そのことをプレイングマネージャーとして頑張っている管理職の方の多くは認識し、葛藤しています。
それは緊急度に翻弄されている現状であり、そこから抜け出せない管理職としての不甲斐なさにです。
特にマネジメントがおろそかになっていることを悩んでいるプレイングマネージャーの方は少なくありません。
しかし、現状を考えると自分がやるしかない、仕方ないと自分に言い聞かせています。
悪く言えば、そこから抜け出すことをあきらめています。
本講座では、プレイングマネージャーの実情とそこから抜け出せない心理的ハードルを解説し、今の対処のつづく自転車操業的な業務のあり方を脱却し、マネジメントによる組織力向上を目指した考え方と変革への取り組みをお伝えします。
さらに本講座ではプレイングマネージャーに対する見方や考え方を理解していただいた上で、今の自分や組織の状態を知るための振り返りシートと振り返りから得た気づきから次の行動の指針となる成長目標シートで今後の取り組みを具体的に明確にしていくためのワークを設けています。
本講座が自らの思考のゆがみに気づき、矯正し、能力を発揮するキッカケになれば幸いです