今回のテーマは「悪い所しか見えなくなっていませんか? 」
このテーマを聞いて、どちらをイメージしたでしょうか。
部下に対して、もしくは自分自身に対して。
どちらにしても悪い所(短所)しか見えなくなってしまうのは思考に歪みがあります。
そして、歪むのは他責から自責へ、そしてまた他責へと言うように管理職であれば部下に対して指摘を続け、結果が伴わずに自信を失い、つまり自分自身に向かい、その反動でさらに部下や自分の上司や関連部署の人の悪い所を見るようになります。
管理職として普段から多くのプレッシャーを受け、ストレスを抱えてしまうと気持ちに余裕がなくなっていき、例えば部下の長所も短所も分かっていても、口に出るのは短所だけという状況になりがちです。
しかし、育てたい部下のイメージを聞くと少しニュアンスが変わります。
“自律的に積極的に何事にも思い切ってチャレンジする部下”を育てたいとほとんどの方が言います。
ここで想いと言動にギャップがあることに気づきます。
そして、自分は「平均的なそつのない従順な部下」を育てたいわけではないのですが・・・。と声が小さくなります。
短所をいくら直しても長所は伸びません。
むしろ短所を気にし過ぎると能力を発揮できなくなります。
本講座では見方がかたよる背景を理解していただき、その上で今の自分を知るための振り返りシートと振り返りから得た気づきから次の行動の指針となる成長目標シートで今後の取り組みを具体的に明確にしていくワークを設けています。
ぜひ、本講座で自分の思考のゆがみに気づき、矯正し、能力を発揮するキッカケになれば幸いです