『戦略的マネジメントスタイル』
~ 手段としてマネジメントスタイルを意識していますか? ~
今回のテーマは”マネジメントスタイル”です。
管理職になれば多くの方はマネジメントスタイルを学び意識します。
ネットや書籍でも様々なことを勉強することができます。
しかし、知識は豊富でも実際にそれを活かして使いこなせているかと言えば少しトーンダウンします。
実際に組織インタビューを行うと、一般職からは一方的な命令型とか責任だけの委任型、そして以外に多いのがマネジメントが存在しないという意見です。
一方、管理職の方に話を聞くと、まず話に出てくるのが、自律的組織を構築したいというものです。そして、そこから協議型で話を聞くようにしているという人が多いですが、中にはあまりスタイルは意識していないという人もいます。
結果的に前任者を踏襲しているとか反面教師にしているという方も多く、反面教師にしているのは前任者がトップダウンの独裁型だったというのがほとんどです。
そして、意外と多いのが、自分の性格、自分のアイデンティティをスタイルにいている方、その多くは少し大人しい性格の方が多いように感じます。
結果的に多くの組織で組織マネジメントがうまく機能していない。組織マネジメントにおけるマネジメントスタイルをうまく選択しきれていないというと言うことが言えます。
つまり管理職の頑張りが空回りしているような状態がとても多いのです。
本講座ではそんな状況を打破するために現状をしっかりと把握し、マネジメントの目的を再確認し、目的を達成するためにどのようにマネジメントスタイルを選択し、組織を運用すべきが、そしてそのために管理職としてどう成長していけばよいかをできるだけシンプルにポイントを絞って解説していきます。
さらに講座の最後には具体的にマネジメントスタイルを選択していただくためのワークと今の組織に必要なマネジメントスタイルとそれを実行するための自己の成長目標を設定していただくワークを設けています。
内容的にはマネジメントスタイルについて当たり前のことをお伝えしています。その当たり前のことを再認識し、本来の手段としてのマネジメントスタイルを使いこなし、管理職として成長の大きな分岐点となっていただければ幸いです。
当たり前のレベルを上げれば組織は必ず強くなります。