「職場の心理学シリーズ」、今回のテーマは
論理的に話しても伝わらない理由
~ 論理思考の落とし穴~
組織インタビューなどで「腹落ちしていない」という表現をよく聞きます。
仕事をする中で話がかみ合わないということがあると思います。しかし、組織の中では上司と部下と言うような上下関係があり、説得すると言えば聞こえはいいですが、最後は上から圧力で命令に近い形で終わってしまうことも少なくありません。
また話のうまい人、声の大きい人の話が結局通ってしまう。そんなことも実際にはあります。
その結果、仕方なく従う。つまり納得していない状態になってしまい、それを腹落ちしていないという表現をする方が多いんです。
とくに論理的に考え、話をしていると思うとなかなか歩み寄ることができません。自分は正しいと思ってしまうからです。
結局、モヤモヤした状態で仕事に向かうことになり、当然、本来の自分の持つ能力を発揮することができません。
それは自分自身にとっても組織にとってもマイナスであり、とてももったいないことです。
今回は特にすれ違いが大きくなりがちな、論理的に話している時の落とし穴とその回避方法を解説していいきます。論理思考、ロジカルシンキングという言葉も一般的になってきましたが、まだまだ勘違いしている人も少なくありません。
さらに講座の最後に倫理的に話しても伝わらない理由やその回避方法を理解していただいた上で、今の自分や組織の状態を振り返りシートで振り返っていただき、そこから得た気づきから次の行動の指針となる行動目標を具体的に決めてもらうためのワークを設けています。
本講座が自らの思考のゆがみに気づき、矯正し、能力を発揮するキッカケになれば幸いです。
※本セミナーのライブ配信は、アーカイブ動画を配信するものです。