規制緩和でデジタル化進み、新旧技術活用による非破壊検査市場
(2021年10月22日 収録)
橋梁やトンネルにおける定期点検では5年に一度の点検が1巡し、点検状況の把握から2巡目への課題抽出、対策が取られている。3巡目を前にDXを進め、高効率・時短による経費削減を狙い、高効率で検査を実施できる新技術・新手法の採用・活用に積極的である。これにより対応求められる装置・機器メーカー及び関連企業の動向が活発になっている。また、受託企業も既存の手法だけでなく新しい検査を積極的に取り入れている。なお、橋梁やトンネル以外の化学プラントやその他施設においても検査手法が進化している。こうした中で、現在と今後の非破壊検査市場を装置・機器と受託業務の二つの側面から明らかにする。
1.非破壊検査装置・機器市場について
2.非破壊検査受託市場について
3.非破壊検査市場について
講師:株式会社矢野経済研究所 インダストリアルテクノロジーユニット 研究員 太田司