当社はドアサッシ、ウインドウレギュレータ、シート機能部品などを主要事業とした自動車部品メーカーです。 2016年4月に、より一層の事業競争力強化を狙いアイシン精機株式会社と経営統合しました。そして、これを機にTQM活動を強化し、新たに策定した「新生シロキビジョン2021」の達成を目指して参りました。その中で自動車産業の「100年に一度の大変革期(CASE)」を品質経営度向上の絶好の機会と捉え、顧客価値を追求した事業戦略の構築、品質保証や人財育成のしくみづくり等により組織力を向上して参りました。
その成果として経営統合に伴う諸問題を解決し、収益をV字回復させることが出来ました。更に中期経営目標の達成を見通せるようになり、2019年度デミング賞を受賞出来ました。これらの取組みを通して得られた仕事の進め方、社員の意識変革や苦労したことについてご紹介させていただきます。