[主催]
新社会システム総合研究所(SSK)
[テーマ]
新事業を仕掛けるための未来を見据えた情報収集利活用ノウハウ
[講 師]
(株)日本能率協会総合研究所 MDB事業本部
エグゼクティブ・フェロー 菊池 健司 氏
[参加者限定特典]
「保存版!未来を見据える視点を磨き上げるための必須情報源リスト2030」を進呈
[講義のポイント]
・2021年度は後々振返ると、歴史に残る「リセット元年」となりそうです。
・日本の大手企業における「中期経営計画の見直し」はコロナ禍を契機に進捗しており、その様子を見ていても、2021年度を皮切りに復活していこうという機運が読み取れます。
・新規事業という観点からは、既存事業の守りのスタンスを示す企業を尻目に、新たな仕掛けを行った企業が順調に業績を伸ばしています。まさに有事の時代こそ、逆転の発想でチャンスととらえることが非常に重要です。
・「成長産業における仕掛け」「衰退産業における仕掛け」「まだ見ぬ領域への仕掛け」…、2021年度どれだけ頑張れるかが多くの企業の「これから」を決めていくと見ています。
・本セミナーでは、「未来予測」を主テーマに、2021年度上期の調査トレンドなども振り返りながら、今後のビジネスチャンスについて、順当/意外の両面から推察していきます。
・新規事業責任者そして担当者には業種業界に関わらず、求められるスキルがあります。それは、様々な業界の情報を広くインプットして、さらにそれらを結び付けて「次」を発想するというスキルです。
・そのためには、情報収集・利活用のノウハウが間違いなく必要です。情報は未来を決める羅針盤であり、「集め方」1つでビジネスの結果そのものが変わってしまうのです。
・さらに今回、「投資家」の視点や「ディスラプター」の視点なども織り交ぜながら、目線を変えることの重要性をお伝えしていきます。
[重点講義内容]
早いもので令和3年度も半分が終わろうとします。コロナ禍は世界のビジネスシーンにとんでもない変化、そして誕生と消滅をもたらしています。当面Withコロナトレンドは続いていくというのが正しい見方でしょう。ただコロナ発生後の1年間と現在を比較すると、明らかに新たな仕掛けを模索する企業の増加傾向を肌で感じています。世界視点で見ても、米中はもとより世界中でユニークなスタートアップが立ち上がり、ビジネスシーンそのものを劇的に変える仕掛けを既に施しています。私たちは前を向いて新たなビジネスを想起し、具体的に立ち上げ、さらにプランB、いやプランCやプランDを想定しながら成功の可能性を高めていく必要があります。業績を伸ばしている国内/海外の企業を見ていてもわかる通り、私たちは勇気を持って、この難局を乗り切っていかなくてはなりません。
講師が勤務するMDB(マーケティング・データ・バンク)には、当然のことながら、多くのお客様から「新規事業・新サービス探索」のご相談が多々寄せられています。ありがたいことに、私のところにも、今後有望なビジネスについて解説して欲しい、ディスカッションの機会を設けたいといった案件がひっきりなしにやってきています。最近の傾向は「異分野探索」の増加が1つのポイントでしょう。なかなか「視野」が拡がらなくて…」というお悩みもよく耳にします。「視野」を拡張するためには、「的確な情報」という羅針盤を手にしながら、情報を読み解いていく必要があります。ただ、良質な情報を集め、読み解いていく手法はあまり学ぶ機会がないというのが実情です。戦う場所を総合的に判断するために非常に重要となるのが「情報収集活動」そして「得た情報の活用そして構想法」です。
そして、今後のビジネス重要キーワードの1つが「複数の掛け算」となりますが、「掛け算」探索で「何を見つけられるか」が大きくこれからのビジネスに影響することは間違いないでしょう。5年後10年後何が起こりそうかを想起しながら、自社の新規事業に思いを巡らせる。未来の市場変化や社会課題を想起しながら、ビジネス展開を検討していく。「未来構想力」の有無が優勝劣敗を分ける大きなポイントとなります。
本セミナーでは、長年に渡り、数多くの企業や公的機関において、情報収集・利活用ノウハウを基盤に多くの企業や公的機関の「未来探索活動」を支援している講師が、特に新規事業を意識した情報収集活用ノウハウや、今後の最新注目ビジネスのトレンド解説、そして未来を見据える視点の置き方の強化手法について詳しく解説いたします。
ICT関連のお客様はもちろんですが、新規事業責任者、そして未来探索等に携わる経営者、マネジャー、事業担当者様においては、必ずやお役に立つ内容となっております。