方針管理は、日常管理、機能別管理とともに、経営管理の3本柱の一つに位置づけられています。既にJIS規格が制定されており、その方法論は確立された感があります。一方で、JIS規格で規定されていることはポイントのみであり、現実の運営方法は非常に自由度が高く、真に経営に有効なツールにするためには、一工夫、二工夫が必要です。
本セッションでは、元祖方針管理ともいえる(株)ブリヂストン様、近年デミング賞、デミング賞大賞を受賞された(株)キャタラー様に方針管理の実践事例をご紹介いただき、方針管理を実践する上で困難な点は何か、それを克服するためには何をすればよいかについて、パネル討論を通じて紐解いてみたいと思います。