英文契約は、一読して内容を把握しづらく、条項の中に潜むリスクや独特の表現に戸惑うことが少なくありません。たとえば、文言の解釈を誤った結果、想定外の義務を負うことになることや、曖昧な条項をめぐって相手方と解釈が対立し、紛争に発展するケースもあります。また、日本語契約では当然とされる「暗黙の前提」が英文契約では通用せず、思わぬ不利益につながる場合もあります。
英文契約において、特に次の点に注意が必要です。
『文の骨格が見えにくく、主語や述語が分かりにくい』
『条項の中にトラブルの火種が潜んでいることがある』
『“shall / may / will”や“hereunder”“the same”など、独特の表現に戸惑いやすい』
本セミナーでは、こうした「分かりにくさ」の正体を整理し、迷わず読むための手順 と 現場で役立つ書き方のヒントを具体的に解説します。