衛星通信サービス市場動向とBeyond5G・6G時代に向けた考察
(米)SpaceX社「Starlink」の登場以降、衛星を活用したサービスに大きな注目が集まっています。2023年夏時点で5,000基以上の低軌道衛星を打ち上げ、世界60カ国以上で商用サービスを展開しています。日本でも同サービスを各事業者が運用しています。
従来からの衛星ビジネスは静止衛星(GEO)を中心に提供されていた「衛星通信」「衛星放送」「気象衛星」と主に中軌道衛星(MEO)で提供される「衛星測位システム」が中心で、これらは国家が主導される形で展開されてきました。衛星通信サービスは将来的にBeyond5G・6Gへの活用が期待されており、既存の携帯電話サービスを補完する新たなインフラとして期待されています。
本セミナーでは、各事業者の取り組み状況、需要拡大が見込まれるアプリケーション動向、規格策定・技術開発動向を解説すると同時に、2030年以降のBeyond5G・6G時代の通信インフラの方向性について考察して参ります。
1.衛星通信とは?
2.宇宙ビジネス全体像
3.市場構造
4.何故 衛星通信?
5.衛星通信市場解説① 衛星カテゴリと参入事業者
6.衛星通信市場解説② 国内市場動向
7.衛星通信市場解説③ 市場トピックと技術動向
8.今後の見通し 2030年以降(Beyond5G・6G時代)の見通し
講師:株式会社矢野経済研究所 ICT・金融ユニット 上級研究員 賀川 勝