13:00~13:50
AI×ウェアラブルで変わる食のパーソナライズ-データに基づく食の設計と超高齢社会での市場展望
筑波大学発スタートアップとして、弊社ではAI×ウェアラブル による「食べること」の日常データを起点に、高齢者の食のパーソナライズに向けて社会実装を推進しています。日本の高齢化率は29.3%まで上昇し、栄養面の課題と社会負担が顕在化しており、市場面でも 介護食品規格は年々生産額が拡大しています。さらに厚生労働省は栄養・口腔・リハの一体的取組を整理し、外的な環境も整いつつあります。本講演では、社会負担や食に関わるリスクにも触れながら、エビデンス起点の評価(頸部装着型など非侵襲のウェアラブルxAI技術)、臨床データ×食データの連携、大企業との協業スキームを通じて、今後の高齢者向け栄養や食のパーソナライズに向けての最新動向の話題提供を行います。
1. 超高齢社会で顕在化する食の社会課題・負担
2. AIxウェアラブルによるエビデンス起点の食の評価
3. 大学発スタートアップと大企業との協業モデル
4. 食のパーソナライズに向けての将来展望
講師:PLIMES株式会社 代表取締役副社長 兼 共同創業者 下柿元 智也氏
筑波大学大学院修了、生体医工学技術とリハビリテーションの研究開発に従事。日本学術振興会 特別研究員、デンマーク工科大学 客員研究員、筑波大学研究員を経て現在に至る。2018年からはPLIMESの共同創業者として参画。経営戦略・財務・総務・法務・国内外事業開発・研究技術開発・医療関係者とのネットワーキングなど実務全般に従事。博士(工学)・修士(医科学)。
13:50~14:00
質疑応答