木質バイオマスエネルギーの現状と今後の展開
木質バイオマスは、大規模な発電だけでなく、中小規模の熱利用やコジェネレーションなど、多様な利用形態があるエネルギーである。国産材由来の木質バイオマス利用は、我が国の森林の健全な育成や地域経済活性化など多面的な価値を持つ。他方、他の再エネと異なり、燃料を安定的に調達する必要があるという特徴を持つため、その事業化には十分な事前検討が求められる。
1.木質バイオマス燃料の需給動向
2.木質バイオマス発電の概要
3.木質バイオマスによる熱利用やコジェネレーション
講師:一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会 船津 寛和氏
総括専門調査員。木質バイオマス燃料の品質規格やZEH(住宅)・ZEB(建築物)における木質バイオマス利用を調査。