16:00~16:50
PAN系炭素繊維市場・複合材料市場の展望と戦略
グローバル炭素繊維市場は長らく日本の炭素繊維メーカーがけん引してきた。FRP(強化プラスチック)のガラス繊維に代替する素材として1970年代に今ではグローバル標準となるT300が東レより開発され、軽量且つ高強度(引張強度、高剛性など)な素材として、航空機をはじめとするもモビリティ分野、軽くてたわみ・強度が要求されるスポーツ・レジャー、圧力タンクでの採用により市場を順調に拡大させてきた。
近年では、新エネルギー用途として風力発電翼、水素用圧力タンクでの採用も増加している。このように、炭素繊維市場は日本のメーカーを筆頭に成長を遂げている一方で、中国メーカーの台頭(特にラージトウ)や炭素繊維を使う側となるCFRPメーカーの炭素繊維に対するコスト・需要が懸念されている状況にある。言わば、炭素繊維市場の今後に向けては、確実な成長が見込まれるものの、成長するスピード含めて、炭素繊維メーカーと炭素繊維ユーザーの間には少し見解に乖離がある状況が見受けられる。CFRPメーカーが炭素繊維を大量に使用できるような環境・サプライチェーンを炭素繊維メーカー、CFRPメーカー、およびエンドユーザーで構築する必要があり、そのために糸メーカーとCFRPメーカーが同じ方向を向くことが極めて重要といえる。
1.PAN系炭素繊維市場の動向
2.複合材料市場の動向
3.炭素繊維・複合材料における環境対応
4.炭素繊維市場・複合材料市場の展望と戦略
講師:株式会社矢野経済研究所 インダストリアルテクノロジーユニット 上級研究員 青木 万葉
16:50~17:00
質疑応答
イベント概要
視聴期間/スケジュール
以下の期間でライブ配信を行ないます。
2024/12/24 16:00 から 2024/12/24 17:00 まで
詳細
受講レベル
すべての方向け
※受講レベルについて
※受講レベルについて
質問方法
チャットで質問できます
配布資料
セミナー当日にダウンロードできます。
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
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修了証の発行
あり
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Deliveru配信
講師のプロフィール
講師名
株式会社矢野経済研究所
インダストリアルテクノロジーユニット
上級研究員
青木 万葉