注目が集まる物流ロボティクス市場の動向 ~ポストコロナは、人とロボットの協働時代へ~
物流における最大のミッションは、物の流れを止めないことである。
新型コロナウイルスの感染拡大により社会や経済に影響が広がる中、「巣籠り消費」に伴うEC市場の需要拡大にも対応し、物流は我々の日常生活の維持に貢献した。今や社会インフラの一つと認識されているが、その実態は労働集約型産業であるが故に人手不足が他業界より深刻である。それを解決する一手として期待されているのが、倉庫現場における物流ロボットの活用である。さらに現在は、BCPの観点からも注目が集まっている。
本セミナーでは、倉庫現場における物流ロボティクス市場の動向を作業工程別に分析する。ロボットを導入するにあたり課題となる点や、新型コロナウイルスによる影響を踏まえ、ポストコロナ時代の物流ロボティクス市場の方向性について検討する。
1.物流ロボティクス市場の動向について
2.物流ロボットの導入における課題
3.新型コロナウイルスによる影響と今後の方向性
講師:株式会社矢野経済研究所 生活・環境・サービス産業ユニット 研究員 田中 里奈