拡大するBtoC EC市場を背景に、注目集まる物流ロボティクス市場の動向
人々の日常生活に欠かせない「物」の流れを支え、経済の血液と謳われる物流は、今や社会インフラの一つと認識されています。しかしながらその実態は人手不足が深刻であり、近年その課題が浮き彫りになっています。それを解決する一手として注目を集めているのが、倉庫現場における物流ロボットの導入です。
日本国内では、2019年前後よりEC倉庫や大規模拠点を中心に物流ロボットの導入事例が増えており、コロナ禍を機に自動化に対する意識が高まり、倉庫内作業のロボット化がさらに加速しています。
本セミナーでは、注目集まる物流ロボティクス市場の全体動向に加え、倉庫内作業工程別に使われているロボットの動向、今後の展望について考察します。
1.物流業界を取り巻く現状~EC市場の拡大~
2.物流ロボティクス市場の動向
3.倉庫内の作業工程別に見る、物流ロボティクス市場の現状
4.今後の展望と可能性
講師:株式会社矢野経済研究所 生活・環境・サービス産業ユニット 上級研究員 田中 里奈