長期雇用を前提とする正社員の人事制度において、戦後の生活給から職能資格制度、最近ではいわゆる成果主義型賃金制度が取り入れられるようになりました。そのため、成果等によって賃金を変動させる仕組みが取り入れられるようになり、制度の運用において賃金減額を行うことが増え、それに伴う紛争も増加しつつあります。今後、労働契約はますます多様化が進むことが予想され、それに伴い賃金減額を行わざるを得ない場合も増えてくることが考えられます。本講座では、裁判例を基準にしつつ、人事・評価制度による賃金減額の可否、限界、実務上の留意点について解説します。
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