サステナビリティ課題の解決、あるいはSDGsの達成には、企業のグローバル調達管理の取組みが重要です。とりわけ、気候変動対策のTCFDや生物多様性対策のTNFD、海外調達における人権デューデリジェンスの取組みなどにおいては、バリューチェーン・マネジメントを実践しなければなりません。そこで、本講演では、グローバル調達管理のリスクや課題(バリューチェーンの複雑さ、コスト、パフォーマンスの可視化、調達管理の信頼性、情報開示など)を説明し、その解決策の一つとして、ISO 20400(持続可能な調達)を活用したバリューチェーン・マネジメントの枠組みや方法などについて説明します。