4月から2022年度がスタートし、研究所として新年度のR&D成果目標の達成が期待されていると思います。
ただ、研究所は指揮命令・上意下達型の一方的なマネジメントではその期待に応えることは難しく、研究者がその才能を発揮し成功体験の量と質を高め、内発的動機をさらに引き上げていく「活性化」マネジメントが重要となります。
ただ、それは研究者一人ひとりの意向を追認し単に放任型とすることではなく、研究所のビジョンや戦略と個々人の研究者の能力や意欲を有機的に結合しシナジー(相乗効果)を発揮していくことが必須となります。時として相反する個人と組織の関係を冷静に見つめ、両者の共通・共有部分を最大化していく取り組みが特に重要です。
本セミナーでは、研究所の活性化に向けた、
①ビジョン・戦略による革新方向の共有・共感・共鳴
②適正なR&Dテーマ評価による成功体験の量(数)と質(貢献の大きさ)の拡大
③「R&D活力診断」を活用した組織革新活動
という3つの実践的アプローチについて詳述いたします。