[主催]
新社会システム総合研究所(SSK)
[テーマ]
リチウムイオン電池の高性能化、高安全性確保
のための最新技術動向と業界動向・市場展望
[重点講義内容]
車載用リチウムイオン電池の世界生産量は、2020年で約200GWhであり、今後の世界各国でのEV普及に伴い、2030年度後には500GWh以上に急増すると予測されている。これに伴い、汎用的な電池材料・部材が大量に製造され、低コスト化が進んでいる。また、多様な電池材料の組み合わせによって、高安全性や高容量化、高出力化、長寿命化など用途に応じた電池性能を実現することが可能であり、多様な用途での利用が進んでいる。
本講演では、負極や正極、セパレータ、電解質などを全面的に変更することで、電池の高容量化、長寿命化、高温耐久性などが向上し、且つ優れた安全性を示す新しい二次電池の開発状況について紹介する。多様な具体例を紹介することで、将来の電池材料や設計について多面的に考える一助となれば幸いである。