河西工業は、グローバル内装トリム・インスト・外装部品専門メーカーとして、お客様の“見て・触って・感じる”視点から、競争力を高める製品設計を行い、企画・設計・製造・サービスまで一貫した製品づくりに取り組んでいます。
内外装部品はお客様の目に触れる造形部品であるため、車種毎に新規に設計し、毎回新図となります。新しい設計による新たな問題を未然に防止し、開発品質を担保する為、2010年にQuick DRを導入しました。
Quick DRは、基準設計を適切に選択し、変更点・変化点を確実に捉えることで課題が明確になり、効率的で集中した技術論議ができるようになります。そこで、Quick DR活用の主体となる設計部に推進事務局を設け、設計標準の継続的な向上と、設計エンジニアの活用スキルを向上させる研修を実施してきました。
本講演では、河西工業におけるQuick DRの取り組みとその成果について紹介します。