2007年に産声を上げた自工程完結は10年を経過して普及定着期に入ろうとしています。生産性が低いと言われて久しいオフィス業務にモノづくり現場と比肩しうる高い仕事の質と生産性を実現させるニーズは年を追うごとに高まっていると言えます。
お客様の理解から始め、関係する部署との協調関係を正確に且つ愚直に事前調整する段取りの習慣づけが課題です。自工程完結が目指す事後チェックに頼らない仕事の仕方は結果として質と生産性を高めるだけでなく、そこから醸し出されるモチベーションがPDCAサイクル加速の原動力となった事例は沢山見受けられます。
このセッションでは従来の改善活動(QCサークルなど)との違いを確かめると同時に、会社トップが自工程完結のビジョンを社内に示しながら粘り強く普及定着に努めた事例を紹介して頂き、オフィス業務改善に有益な多くのヒントを得ていただきます。