当社では、2005年に発生させた「福知山線列車事故のような事故を二度と発生させない」という変わらぬ決意、その反省と教訓からリスクを抽出し対処する仕組みとして2007年より「リスクアセスメント」に取り組む中で、「失敗学」と出会いました。
「失敗学」では特に、発生事象から教訓を抽出し、一般化・上位概念に上ることで、水平展開が可能となるという長所が注目されがちですが、我々は「言い訳から人の行動に着目して分析する」という、事象を分析する際の視点が最も重要であり、我々に不足していると感じ、分析する際の重要な考え方・手法として展開を図っている最中です。
今回は道半ばではございますが、当社での取り組みを紹介させていただきます。