2004年、工場移転とともに立上げたダイハツ九州でしたが、品質・生産性は悪化し挽回生産に追われ、負の連鎖に陥っていました。
従業員の殆どが車づくりを知らない素人集団で、「職場力」の低下が原因でした。
そこで、「更地からのイノベーション」と銘打ち、SSC(Simple Slim Compact)に拘った活動を、ハード(生産設備)・ソフト(スタッフ業務)の両面を同時並行で取組んできました。
活動にあたっては、トップである私が常に「上がりの姿」を明確に示し、「熱く」語り続けることが重要で、これが手戻りをなくし「人材育成」と同時に「職場力」を向上させ、「自工程完結」につながったと考えています。
その取り組みを紹介いたします。