経団連は、昨年11月に「。新成長戦略」を公表し、その中で新しい資本主義の形として、「サステイナブルな資本主義」を掲げました。目指す社会は、デジタル・トランスフォーメーション(DX)やグリーン・トランスフォーメーション(GX)に、多様な人々の想像・創造力をかけ合わせて課題解決・価値創造を図る創造社会、Society 5.0に他なりません。2030年に向けて「行動の10年」に入った現在、企業は、Society5.0を通じて国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指す「Society 5.0 for SDGs」への取組みを加速し、サステイナブルな資本主義の確立を目指します。
フォーラム聴講者である企業の方々に向けて、経団連が2017年11月に改定した「企業行動憲章」から、「持続可能な経済成長と社会的課題の解決」、「人権の尊重」、「経営トップの役割と本憲章の徹底」に焦点をあてて、具体的に説明していきます。また、どのように企業が実践しているのか、アンケート調査結果や事例も紹介します。