独占禁止法は、カルテル・談合はもちろんのこと、企業の事業戦略に応じた様々な場面で検討すべき論点となります。
しかし、独占禁止法の条文構造は、公取委や独占禁止法実務に携わる弁護士に共通する「独占禁止法マインド」とも呼ぶべき基本的な思考回路とほとんど対応していないため、ビジネスパーソンが独占禁止法を理解することは容易でありません。
そこで、本セミナーでは、公取委勤務経験を持つ講師が、独占禁止法全体に共通する思考回路を解説し、受講者の方々に「独占禁止法マインド」を持っていただいた上で、独占禁止法を遵守しなければならない企業の目線に立って、事業戦略ごとに、どのような場面でどのような独占禁止法上の論点が生じ、いかなる考え方で対処すればよいかを具体的にお伝えします。
講師の大東泰雄弁護士は、多数の独占禁止法研修で講師を務めた経験を有し、分かりやすいと好評を博しています。