AIを活用した画像解析システムの応用領域と市場可能性
画像解析システムは、NECをはじめとする大手ベンダーが早くから参入したこともあり成長分野として大きく期待されていますが、現状は未だ黎明期にあると言えます。一方、交通インフラや流通分野のマーケティング領域では顔認証や車両ナンバー読み取り技術の精度向上によって新たな市場が立ち上がりつつあります。
本セミナーはAIを活用して、画像解析分野の先端的なマーケットを開拓しつつあるスタートアップの事業戦略を通じてマーケティング領域における当該分野の将来性と課題を展望するものです。
1.画像解析技術の現状と新たなマーケティング領域
2.AIを活用した高精度交通量解析の応用領域と解析結果の可視化事例
・歩行者人流調査における属性計測(年齢、性別、進行方向など)、滞留時間計測
・車両交通量調査における車種、ナンバー分析、空間・導線解析、自動運転のための走行状況分析
・ドローン・衛星解析、船舶交通量など
3.データ取得/解析インフラのシステムについて
~API連携による実践的なプラットフォーム
4.企業、自治体における活用事例
講師:株式会社Present Square 取締役CTO 小林 範久氏
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社にて開発に従事。受発注、POSなど大量データを扱うシステム開発を担当。所属PJにて社長賞を2度受賞。株式会社Present Squareを共同創業。「世界をデジタル化することで人や企業をアップデートする」をミッションに、AIテクノロジーを活用した実践的な画像解析ソリューションやコンサルティング事業を展開する。近年はAIエンジニアの教育・育成にも注力する。
早稲田大学大学院修了(優秀修了)。データベーススペシャリスト。中小企業診断士。東京大学 松尾豊教授研究室 輪読会員