地銀の統合・再編は本当に正しいのか?
SBI・野村の動きから読む地域銀行経営の今後
(2020/12/11 収録)
地域銀行経営に対する不透明感が高まるなか、昨年秋に発表されたSBIグループの「第4のメガバンク構想」の進展や地銀の合併を後押しする独禁法特例法の成立、「地銀の数が多過ぎる」と考える菅政権の誕生等、地銀の統合・再編が今後加速度的に進むことが予想されています。
ただ、地銀にとって必要な打ち手は、単純な合併や経営統合による再編なのでしょうか。
今回のセミナーでは、野村證券やSBIホールディングスの動きを取り上げつつ、地銀経営に必要な機能統合・分担等に関する弊社私見についてお話をさせて頂きます。
講師:株式会社日本資産運用基盤グループ 代表取締役社長 大原 啓一氏
東京大学法学部卒業、London Business School金融修士課程修了。
野村総合研究所、野村資本市場研究所を経て、2004年7月に興銀第一ライフ・アセットマネジメント(現・アセットマネジメント One)に入社。
同社東京オフィスで国内機関投資家向け商品開発・営業に携わったのち、2007年8月から同社ロンドンオフィスで個人・機関投資家向け商品開発・営業業務に従事2015年8月にマネックスグループ、クレディセゾン、米国バンガードの3社からの出資を受け、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問を創業、2016年1月から2017年9月まで同社代表取締役社長。2018年5月に日本資産運用基盤株式会社(現・JAMPフィナンシャル・ソリューションズ)を創業。