PFASの1つであるPFOSやPFOAについては、その目標値や基準に関して、国際的にも様々な科学的な議論が行われ、日本においても局地的に比較的高濃度で検出された地域からは、その影響に対する不安や対策を求める声が上がっている。こうした状況を受けて、環境省としては2つの専門家会議を設置し、本年7月に「PFASに関する今後の対応の方向性」と「PFOS、PFOAに関するQ&A集」を公表したところ。これらの環境省の最新の主な取り組みについて詳説する。