早いもので、2022年度も4ヶ月が経過しようとしています。世界情勢は非常に不透明であり、インフレ、原材料高、コロナトレンドと逆風も当面続いてしまいそうですが、ICTの進化と共に新たなビジネスの息吹が各所で聞こえてきています。中でも、「モビリティ」「環境/エネルギー」「ヘルスケア」の成長産業3強には熱視線が注がれています。
いずれも大注目なのですが、今回は特に「モビリティ」ビジネスにフォーカスを当てた内容をお届けいたします。ここにきて、メディアにおいても普通に「空飛ぶクルマ」「EV」「自動運転」「ドローンによる輸送」等、モビリティの進化に関する話題が当たり前にように取り上げられるようになっています。最近も、「空飛ぶクルマ」において、先に実験導入した自治体に他の自治体からテスト飛行等の問合せが殺到しているというニュースを見ましたが、この最新テクノロジーがこれから数年間で大きく世の流れが変えていくことを確信させるには十分な話題だと感じています。この「空飛ぶクルマ」は、2025年大阪・関西万博を契機に商用デビューを果たし、徐々に新たな移動手段として、輸送手段として注目されていくこととなります。「空の移動革命に向けた官民協議会」への参加企業の顔触れを見ていても、いかに多くの業界関係者がこのテクノロジーに注目しているかがよくわかります。
自動車関連企業、航空関連企業、運輸・物流企業のみならず、製造業、サービス業そして大企業、中小企業、スタートアップ問わず、大きな盛り上がりを見せていくことが予想されます。講師が勤務するMDB(マーケティング・データ・バンク)にも、「空飛ぶクルマ」をはじめとしたモビリティビジネスに関する調査依頼が増加の一途を辿っており、お客様の関心の高さを肌で感じています(しかも、調査依頼をしてくる業界が多種多様で驚かされます。まさに虎視眈々です。ありがたいことに、私のところにも、モビリティ分野の将来性への見解や新たなビジネスマップを描くためのご相談を日々数多く頂いています。
新たなビジネスの今後を想起するためには「的確な情報」という羅針盤を手にしながら、未来を読み解いていく必要があります。ただ、良質な情報を集め、読み解いていく手法はあまり学ぶ機会がないというのが実情です。戦う場所を総合的に判断するために「情報収集・活用ノウハウ」スキルの取得は必須です。5年後10年後何が起こりそうかを想起しながら、自社の新規事業に思いを巡らせる。未来の市場変化や社会課題を想起しながら、ビジネス展開を検討していく。「未来構想力」の有無が優勝劣敗を分ける大きなポイントとなります。
本セミナーでは、長年に渡り、数多くの企業や公的機関において、情報収集・利活用ノウハウを基盤に多くの企業や公的機関の「未来探索活動」を支援している講師が、新ビジネスを意識した情報収集活用ノウハウや、今後注目すべき重要なトレンド解説、そして未来を見据える視点の置き方の強化手法について詳しく解説いたします。
「空飛ぶクルマ」ビジネスにご関心がある方はもちろんのこと、新規事業責任者/担当者、そして未来探索等に携わる経営者、マネジャー、戦略立案担当者、R&D部門担当者様においては、必ずやお役に立つ内容となっております。