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2025/01/29(水) 13:30 ON AIR

UV硬化樹脂の硬化率・硬化状態の測定・評価法

積水ポリマテック株式会社 並木 陽一 氏がUV硬化樹脂の硬化率・硬化状態の測定・評価法について解説していただく講座です。
質問OK 初~中級者向け 返金保証
45,100 (税込)
4時間0分 詳細へ
2025/01/28 17:00 まで
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イベント概要

★2024年12月20日WEBでオンライン開講。積水ポリマテック株式会社 並木 陽一 氏がUV硬化樹脂の硬化率・硬化状態の測定・評価法について解説していただく講座です。

■本講座の注目ポイント

★UV硬化樹脂は、その本質を理解していないと硬化不良の問題を起こしやすい材料ですが、本講座を受講すれば、これらの知識に基づいて正しく評価する技術を習得できます。

★本講座では、主としてアクリル系のUV硬化樹脂について、まず化学反応に着目して硬化状態を評価する意義や材料技術・硬化技術などを簡単に説明し、次にその2つの手法として、FT-IR装置を使用する方法と光DSC装置を使用する方法について説明!

★接着剤メーカーで分析技術の開発に長年携わった経験から得られた、おそらく他では言及されていない注意点やしばしば誤解される点、問題解決方法などが随所で紹介されており、実践に適するセミナーといえます。

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★UV硬化樹脂は、その化学的挙動や硬化技術についての基礎的な理解が足りないと硬化不良を起こしやすいという難点がある。

★一方でUV硬化樹脂の硬化状態の評価方法は数多く存在するが、物理的な評価だけに頼っていると化学反応としての硬化が不完全であることを見逃す場合もある。


■注目ポイント

★UV硬化樹脂は、その本質を理解していないと硬化不良の問題を起こしやすい材料ですが、本講座を受講すれば、これらの知識に基づいて正しく評価する技術を習得できます。

★本講座では、主としてアクリル系のUV硬化樹脂について、まず化学反応に着目して硬化状態を評価する意義や材料技術・硬化技術などを簡単に説明し、次にその2つの手法として、FT-IR装置を使用する方法と光DSC装置を使用する方法について説明!

★接着剤メーカーで分析技術の開発に長年携わった経験から得られた、おそらく他では言及されていない注意点やしばしば誤解される点、問題解決方法などが随所で紹介されており、実践に適するセミナーといえます。

講座担当:枩西 洋佑

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【時間】 13:30-17:30

【講師】積水ポリマテック株式会社 品質保証部 並木 陽一 氏

【講演主旨】

 高分子材料は、金属・ガラスなどの材料にはない性質を持つことを念頭に置いて取り扱わないと予期せぬ挙動を示すことがあります。中でもUV硬化樹脂は、その化学的挙動や硬化技術についての基礎的な理解が足りないと硬化不良を起こしやすいという難点があります。
一方、UV硬化樹脂の硬化状態の評価方法は数多く存在しますが、物理的な評価だけに頼っていると化学反応としての硬化が不完全であることを見逃す場合があります。そこで本講座では、主としてアクリル系のUV硬化樹脂について、まず化学反応に着目して硬化状態を評価する意義や材料技術・硬化技術などを簡単に説明し、次にその2つの手法として、FT-IR装置を使用する方法と光DSC装置を使用する方法について説明します。
これらの評価手法については、具体的な手順や間違いやすい点なども解説し、さらに両手法についてミリメートルレベルでのデプスプロファイル(深さ方向の硬化率分布)解析への応用を紹介します。
また、光DSC装置は世界でも数種類の機種しか販売されていませんが、本講座では一般的なDSC装置を一時的に改造し光DSC装置として利用する事例を紹介します。
【キーワード】
UV硬化, 光硬化, 硬化率, 硬化率測定, FT-IR, 光DSC, photo-DSC, UV-DSC, デプスプロファイル, デプスプロファイリング, 硬化率分布
【習得できる知識】
 UV硬化樹脂は、その本質を理解していないと硬化不良の問題を起こしやすい材料ですが、本講座を受講すれば、これらの知識に基づいて正しく評価する技術を習得できます。硬化率の測定方法については具体的な手順を説明しますが、セミナー当日に理解しきれなかった場合でも、あとでテキストを読めば分かるように書かれています。
光DSC装置については、実際に使用すると計算結果としての硬化率が100%を超えるという問題にしばしば直面します。この現象の要因や修正方法について触れているものが他では見あたりませんが、講師はこれを独自に追究し解決方法を見出しました。本講座を受講するとこの現象を正しく理解し修正する方法を知ることができます。
【講演ポイント】
 UV硬化樹脂に関する技術のほか、FT-IR装置、DSC装置、光DSC装置の基礎的な知識も習得できます。測定・評価法に関しては、講師が接着剤メーカーで分析技術の開発に長年携わった経験から得られた、おそらく他では言及されていない注意点やしばしば誤解される点、問題解決方法などが随所で紹介されており、実践に適するセミナーといえます。
 後日になって不明点が生じた場合も、ご質問は無期限で受け付けます。
【プログラム】

1. はじめに
2. UV硬化樹脂
 2.1 長所・短所
 2.2 適用例と硬化不良例
 2.3 UV硬化樹脂の材料技術
 2.4 UV硬化樹脂の硬化技術
 2.5 UV硬化樹脂の硬化状態の評価技術
3. FT-IR法による硬化率測定
 3.1 装置
  3.1.1 赤外分光分析の原理
  3.1.2 装置の構成
 3.2 測定手順
  3.2.1 対象ピーク
  3.2.2 手順
 3.3 注意点
 3.4 デプスプロファイリング
4. 光DSC法による硬化率測定
 4.1 装置
  4.1.1 DSC装置
  4.1.2 光DSC装置
 4.2 測定手順(内部硬化法)
 4.3 測定手順(外部硬化法)
 4.4 注意点
 4.5 デプスプロファイリング
 4.6 DSC装置の光DSC化
5. まとめ
【質疑応答】

視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2025/01/29 13:30 から 2025/01/29 17:30 まで

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。

※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。
2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
積水ポリマテック株式会社  品質保証部  並木 陽一 氏
経歴
1985 - 1988 複合フィルム・包装材料の製品開発、分析技術の開発
1988 - 1993 エンプラ・PETフィルムの製品開発
1994 - 2006 接着剤・分析技術の研究開発
2007 - 2012 接着技術の開発、技術研修講師担当
2012 - 2013 研究所の設立、エンプラの技術開発
2012 - 材料・接着・分析関連授業担当
(放送大学教養学部)
2015 - 分析技術の開発、技術研修の企画・講演
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