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2024/11/21(木) 13:00 ON AIR

XR(AR/VR/MR)機器の映像体験向上のための技術・各種部材の研究・開発動向 ~VR/MR用高精細ディスプレイの開発と超小型映像投影装置のスマートグラスへの応用~

VR空間を表示するVR-HMDの動作原理、採用される表示デバイス(表示パネル)への要求とその達成状況、今後の進化の方向や展望、表示パネルの課題と対策(動画ぼやけ、視野角とパネルサイズ、解像度)について説明!
質問OK 初~中級者向け [N] 返金保証
49,500 (税込)
4時間5分 詳細へ
2024/11/20 17:00 まで
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イベント概要

★2024年11月21日WEBでオンライン開講。カワサキテクノリサーチ 福島氏、福井大学 勝山氏、株式会社ジャパンディスプレイ 渡邉氏が、XR(AR/VR/MR)機器の映像体験向上のための技術・各種部材の研究・開発動向~VR/MR用高精細ディスプレイの開発と超小型映像投影装置のスマートグラスへの応用~について解説する講座です。

■本講座の注目ポイント

★多くのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の表示パネル開発に携わった経験を持つ講師が―

VR空間を表示するVR-HMDの動作原理、採用される表示デバイス(表示パネル)への要求とその達成状況、今後の進化の方向や展望、表示パネルの課題と対策(動画ぼやけ、視野角とパネルサイズ、解像度)について説明!

カリキュラム/プログラム

【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】

■本セミナーの主題および状況

★【XR】→拡張現実(Augmented Reality、AR)、仮想現実(Virtual Reality、VR)、および混合現実(Mixed Reality、MR)を指す総称的な用語。

★スマートフォンに代わるとも言われるXR(AR/VR/MR)デバイスを用いた新たな市場が成長しつつあります。そして、XRデバイスの要素技術(ディスプレイ、光学系、センサー)開発も活況を呈してきております。

→本講座では、XRデバイスの基本的な技術を解説した後、主要課題である「小型化」および「快適性」の追求に関連する技術動向について述べます。

★近年、スマートグラスなどメガネ型ディスプレイが、DX(Digital Transformation)技術やメタバース等の仮想現実技術の進展と相まって注目され、HoloLens2に代表されるヘッドセット等がすでに市場に投入されております。

■注目ポイント

★最新の光学技術を駆使するテックベンチャーが集うXR光学系の最新技術とは!?

★導光板(ウェーブガイド)による光伝搬技術を使ったニア―フィールド光学系の現状とこれからの発展方向について解説!

★超小型映像投影装置の開発を中心にそのスマートグラスへの応用を各技術の長所・短所も詳しく説明しながら解説!

講座担当:牛田孝平

≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫

【第1講】 AR / VR / MRの技術と部材の発展方向

【時間】 13:00-14:15

【講師】カワサキテクノリサーチ シニアコンサルタント 福島 功太郎 氏

【講演主旨】

 スマートフォンに代わるとも言われるXR(AR/VR/MR)デバイスを用いた新たな市場が成長しつつある。そして、XRデバイスの要素技術(ディスプレイ、光学系、センサー)開発も活況を呈してきている。本講座では、XRデバイスの基本的な技術を解説した後、主要課題である「小型化」および「快適性」の追求に関連する技術動向について述べる。中でも特に性能に与える影響の大きい光学系の技術動向に絞って、そこで検討されている新たな材料やプロセス技術開発の実際をお伝えしながら、今後の動きを予測したい。



【プログラム】

1.AR/VR/MR(XR)技術の概要
 1-1. それぞれの位置づけと開発アプローチ
 1-2. ヘッドセットの基本構成(ディスプレイ、光学系、センサー)
 1-3. 技術開発課題の整理

2.XR関連光学系の技術開発動向
 2-1. VR光学系
  2-1-1. フレネルレンズ光学系
  2-1-2. パンケーキレンズ光学系
  2-1-3. ホログラフィック光学系

 2-2.AR 光学系
  2-2-1. reflective waveguide
2-2-2. sueface relief Grating Waveguide
2-2-3. holographic waveguide
2-2-4. Pin Mirrorタイプ
  2-2-5. その他の方式;網膜投影、コンタクトレンズ

3. 終わりに

【質疑応答】

【キーワード】
AR、VR、パンケーキレンズ、 ウエーブガイド、グレーティング、ホログラフィー、ナノインプリント

【講演のポイント】
最新の光学技術を駆使するテックベンチャーが集うXR光学系の最新技術をご紹介する。特に導光板(ウェーブガイド)による光伝搬技術を使ったニア―フィールド光学系の現状とこれからの発展方向について解説する。

【習得できる知識】
AR/VR/MR機器の全体像と特に構成要素である光学系の具体的な中身に関する知識、および課題や進化の方向性を知ることができる。


【第2講】 超小型映像投影装置の開発とスマートグラスへの応用

【時間】 14:25-15:40

【講師】福井大学 産学官連携本部 / 客員教授 勝山 俊夫 氏

【講演主旨】

 近年、スマートグラスなどメガネ型ディスプレイが、DX(Digital Transformation)技術やメタバース等の仮想現実技術の進展と相まって注目され、HoloLens2やApple Vision Proに代表されるヘッドセット等がすでに市場に投入されている。一方、これらスマートグラスが、スマートフォンに代わるツールとして爆発的に普及するまでには、まだまだ技術的な課題もあり、関連するソフト分野の進展や他分野との連携も必要である。ここでは、超小型映像投影装置の開発を中心に、そのスマートグラスへの応用を、各技術の長所・短所も詳しく説明しながら、解説する。



【プログラム】

1.映像投影スマートグラスとは?
 1.1 スマートグラスの歴史
 1.2 スマートグラスの種類

2.スマートグラスへ搭載する超小型映像投影装置
 2.1 超小型映像投影装置の種類とそれぞれの特長
 2.2 レーザー走査型映像投影装置の基本構成

3.レーザー走査型映像投影装置の超小型化
 3.1 三原色レーザー光源とその超小型化
 3.2 レーザー走査型映像投影装置の構成とその超小型化

4.映像投影装置の眼鏡への実装
 4.1 実装方式の種類とそれぞれの特長
 4.2 超小型映像投影装置の眼鏡への実装とフルカラー高精細映像の実現

5.映像投影スマートグラスの今後の展開

6.まとめ

【質疑応答】



【キーワード】

映像投影装置、スマートグラス、メガネ型ディスプレイ、DX(Digital Transformation)、レーザー走査、フルカラー高精細映像



【講演のポイント】

HoloLens2やApple Vision Pro等のヘッドセットが普及し、メタバース等の仮想現実技術が進展している。しかしながら、これらのヘッドセットは、必ずしも使い勝手がよいとは言えない。その最大の理由は、映像投影装置の小型化が不十分なことである。ここでは、その小型化に向けた取り組みを紹介する。



【習得できる知識】

・映像投影用スマートグラスの基礎から現状、将来展望
・スマートグラスに搭載する映像投影装置の基礎から現状、将来展望
・レーザー走査型映像投影装置の詳細な構成と応用先
・各種映像投影装置の長所、短所


【第3講】 VR/MR用高精細ディスプレイの開発とその応用展望

【時間】 15:50-17:05

【講師】株式会社ジャパンディスプレイ 応用技術部 / 技術主幹 渡邉 好浩 氏

【講演主旨】

 VR(Virtual Reality)用HMD(VR-HMD)は、ビデオシステムと連動する事でMR(Mixed Reality)用途向けにも活用でき、多様な用途向けに活躍する表示デバイスです。VR空間を表示するVR-HMDの動作原理と、採用される表示デバイス(表示パネル)への要求とその達成状況、今後の進化の方向について説明させていただきます。



【プログラム】

1.VR-HMDの市場動向と表示パネル
 1.1 採用される表示パネルの変遷
 1.2 表示パネルの方式と特徴

2.VR-HMDの構造と要求
 2.1 VR-HMDとAR-HMDの違いと特徴
 2.2 システム構成
 2.3 レンズの特徴と進化

3.表示パネルの課題と対策
 3.1 動画ぼやけ
 3.2 視野角とパネルサイズ
 3.3 解像度

4.VR-HMDと応用分野

【質疑応答】

【キーワード】
VRデバイス、メタバース、Virtual Reality, Mixed Reality, FoV, ビデオパススルー、高精細、高速応答、eye-box、パンケーキレンズ

【講演のポイント】
VR/MR用のディスプレイの大半は本公演のテーマのVR-HMDに分類されます。講演者はたくさんのHMDの表示パネル開発に携わった経験を持ち、その設計やノウハウ等の知見を持つ数少ない技術者の一人です。


【習得できる知識】
VR/MR用HMDの表示の仕組み。
HMD用表示パネルに必要とされる技術。
VR-HMD用LCDの構造、特性。
HMD用高精細パネルのトレンド。将来像。

視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2024/11/21 13:00 から 2024/11/21 17:05 まで

詳細

受講対象者の職種/職位
本テーマに関心のあるに携わる研究開発者・技術者・事業担当者
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
受講についての補足
※領収書をご希望の方は、ご購入後にDeliveru(デリバル)にログインをして、領収書をダウンロードしてください。 ※当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加でお申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。 2名以上の場合は、ファシオ・セミナー事務局までご連絡ください。
質問方法
セミナー担当 webinar@andtech.co.jp
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
第1部  カワサキテクノリサーチ  シニアコンサルタント  福島 功太郎 氏 第2部  福井大学  産学官連携本部 / 客員教授  勝山 俊夫 氏 第3部  株式会社ジャパンディスプレイ  応用技術部 / 技術主幹  渡邉 好浩 氏
経歴
第1部  カワサキテクノリサーチ  シニアコンサルタント  福島 功太郎 氏

日本チバ・ガイギー株式会社 1988年4月~2000年9月(12年6ヶ月)
シャープ株式会社 2000年10月~2015年9月現在(15年)
有限会社カワサキテクノリサーチ (2016年4月~現在)
・日本チバ・ガイギー株式会社/シャープ株式会社を通じて、オフィス複合機の基幹部品である感光体の研究/開発を中心に有機機能性材料の開発に携わる。
・カワサキテクノリサーチでは、前職および前々職の経験を活かしながら、電子材料を中心に関連市場の調査および技術コンサルタント業。

第2部  福井大学  産学官連携本部 / 客員教授  勝山 俊夫 氏

第3部  株式会社ジャパンディスプレイ  応用技術部 / 技術主幹  渡邉 好浩 氏

1990年 千葉大学工学研究科電気工学専攻  修了
1990年 国内電機メーカーに就職。
   プロジェクタ用LCDの開発、製品化。
 その他 LTPS-LCDの研究/開発等に従事。
2013年 株式会社ジャパンディスプレイに転籍
2015年より VR-HMD用LCDの研究/開発に従事
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