1.クレーム未然予防対策としての設計経験則再修得テーマ
1.10度C温度上昇寿命半減則
2.嵌め合い隙間1/5000最適則
3.機械的性質向上調質有効則
4.硬さ向上C増加有効則
5.機械的性質焼き戻し温度支配則
6.硬さ対疲れの比18則
7.引っ張り対比45則
8.焼き入れ度合い対降伏比逆比則
9.疲れ強さ最大HRC45則
10.高温時機械的性質温度影響則
11.切り欠き0・5㎜疲れ半減則
12.低温時引っ張り強さ増加則
13.切り欠き部材の焼き戻し温度と疲れ関連則
14.結晶粒対疲れ強さ(疲労限)逆比則
15.耐疲労表面仕上げ有効則
16.腐食下の疲れ無抵抗則
17.耐衝撃確保C0・7以上回避則
18.焼き入れ度対衝撃比例則
19.―60度C耐衝撃無抵抗則
20.中圧・中速接触時の耐摩耗C0・9選択則
21.高圧・低速接触時の耐摩耗C0・9回避則
22.切り欠き靱性合金元素影響則
23.低温時の耐衝撃確保ステンレス有効則
24.耐食性確保ステンレス有効則
25.ステンレスの降伏比向上加工度有効則
26.Al材の疲れ強さ(疲労限)材種無関係則
27.黄銅の機械的性質加工率影響則
28.Al青銅の機械的性質Al%影響則
29.鋼板の限界絞り比2以下確保則
30.プレス打ち抜き剪断抗張力確保則
31.抜き穴・外形精度クリアランス影響則
32.箱曲げ角隅割止め穴必然則
33.板材曲げ加工時の反り必然則
34.抜き穴間隔最小2倍則
35.V曲げ時の精度確保コイニング選択則
36.V曲げ時の伸び代曲げ角度影響則
37.シャー剪断時の直角度シャー角支配則
38.打ち抜き品の穴抜きばり逆向き則
39.絞り品の表面積ブランク面積同一則
40.加工時硬化材種毎のn値(加工硬化係数)支配則
41.絞り品の置き割れ残留応力影響則
42.Al管の最小曲げ半径肉厚比例則
43.絞り型空気抜き必然則
44.プレス時の安全確保無人化必然則
45.十字隅肉溶接強度70%則
46.突き合わせ継ぎ手開先1/2確保則
47.溶接熱影響部衝撃低下則
48.溶接熱影響部引っ張り強さ向上則
49.溶接割れ防止予熱と応力除去焼鈍必然則
50.溶接熱影響回避則
◇◇◇以上を含む、101事例の経験則をご紹介
2.質疑とコンサルテーション
101の事例で学ぶ「設計の経験則」修得講座
あなたの所では、5年、10年、15年と経験している筈の一部ベテランが、年に数回必ずポカミスを繰返す状態に手を焼いていませんか?これらの人達を、未熟なベテランと呼びます。この未熟なベテランの人達は、クレームと手戻りが多く、困っていませんか? 多くの企業で未熟なベテランは、ベテラン層の凡そ30%を占める現実と実態が有ります。手戻りの時間比率は、DRと検図による出図前の手戻りが24%、出図後の製造クレームによる手戻りが23%、出荷前立会い時のクレームによる手戻りが8%、出荷後の市場クレームによる手戻りが45%を占める現実と実態があります。また、クレームなどによる手戻りの53%がベテラン層で占め、その中で60%以上が未熟なベテラン層に依って発生させている現実と実態があります。市場・客先クレームによるクレーム対策費は、各社売上げの2%を超え、同時に出図後の製造仕損費用も売上げの1%を超え、何れも設計原因が70%を占める共通の実態が有ります。機械・電機関連製品では、振動・衝撃劣化、疲労劣化、腐食劣化、摩擦・摩耗劣化、揺動・ねじり劣化、熱衝撃劣化の6項目が部品不具合原因の80%を占める現状実態があります。 これらは、着手時の達成すべき設計目標仕様数値(構成する使用部品の要求設計条件に対する目標寿命値と寿命経過後の目標信頼度値)の設定、不備が原因です。また検証実施による性能確認欠如が、主な原因です。つまり行うべき事をきちんと行わずに取り組んだ結果の着け払いとして手戻りが発生した、と原因に対する理解が大切です。何故担当者として本来行うべき事前検証が、キチンと行われなかったのか? 入社時教育で受けた技術基礎知識が、時間の経過と共に多くが忘れられた結果です。また再教育も繰返し行われ無かった結果です。クレームを繰返す未熟なベテラン層の手戻りを確実に減らすには、技術基礎知識のオーバーホールとして再教育を5年毎に繰り返し実施が是非必要です。 本研修で仮に未熟なベテラン層のクレームを半減化できれば、半減化即ち30%以下に節減できれば(対象者が残業を含め年二千時間勤務の場合)1人当り年635時間(3・8ケ月分)相当の節約が現実的に可能となります。また手戻り時間の節減は、そのままクレーム対策費と製造仕損費の節減へ連動します。手戻り時間の節減効果波及は、同時に管理者層、リーダー層、多くのベテラン層、新人層、協力者層にも影響が及びます。同時にクレーム対策費と製造仕損費節減化としての波及効果は、売上への効果が期待出来ます。 前述未熟なベテラン層によるクレーム繰返し未然予防に必要な技術基礎知識としての設計経験則の再教育を、本セミナーでは101のケーススタデイで具体的な再修得講座として紹介致します。担当設計者の経験則再修得・再教育が必要とお考えの方に、是非ご参加をお勧め致します。
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※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
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提供方法
Zoom配信
講師のプロフィール
講師名
伊豫部技術士事務所 所長 技術士 伊豫部将三 氏