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【世界の再生可能エネルギーと電力システム】

脱炭素と再生可能エネルギーの国際動向

新社会システム総合研究所(SSK)は、1996年12月6日に設立、創業以来26年以上法人向けビジネスセミナーを年間約500回企画開催する情報提供サービスを主な事業としております。
すべての方向け []
33,700 (税込)
2時間47分 詳細へ
2024/10/20 23:59 まで
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イベント概要

[主催]

新社会システム総合研究所(SSK)
https://www.ssk21.co.jp

[テーマ]
2020年10月に菅首相(当時)の所信表明演説において「2020年カーボンニュートラル」が宣言されて以来、日本でも脱炭素の議論が加速している。2021年10月に策定された第6次エネルギー基本計画では2030年の電源構成における再生可能エネルギーの比率が36〜38%と「野心的な」見通しが示され、2050年は50〜60%の再生可能エネルギー導入率が見込まれている。

一方、国際議論でも国際エネルギー機関(IEA)や国際再生可能エネルギー機関(IRENA)を中心にここ数年急速に議論や合意形成が進展しており、2021年5月に発表されたIEAの“Net Zero by 2050”という報告書や2021年6月に公表されたIRENAの“World Renewables Outlook”という報告書では、パリ協定に謳われた1.5℃目標の達成のために必要な2050年の電源構成に占める再生可能エネルギーの比率は88〜90%になると試算されている。
このように、日本国内では「野心的」とみなされている再生可能エネルギーの将来見通しは、国際議論の水準からは大きく劣後するものであり、国際議論との乖離が浮き彫りになっている。
本講演では、まずIEAやIRENAなどで議論が進む国際動向を紹介し、再生可能エネルギーが何故ネットゼロやカーボンニュートラルの実現のために最有力視される技術なのか、何故日本ではそれが過小評価されているのか、本来どうあるべきかについて、技術的・制度的側面から解説する。

 

 

カリキュラム/プログラム

1.脱炭素の国際動向と日本の立ち位置
 (1)IPCC、IEA、IRENAにおける議論
 (2)日本における脱炭素の議論
 (3)国際議論と国内議論の乖離
2.再生可能エネルギー超大量導入の国際議論
 (1)柔軟性
 (2)電化とセクターカップリング
 (3)慣性問題とグリッドフォーミングインバータ
 (4)外部不経済と便益
 (5)投資と雇用
3.日本の課題と解決策
 (1)バックキャスティング
 (2)費用便益分析
 (3)EBMP(根拠に基づく政策決定)

※参考文献
安田陽著「脱炭素の国際動向〜国際エネルギー機関報告書“Net Zero by 2050”で何が書かれているか?」
化学装置、2022年1月号(2022)

視聴期間/スケジュール

この商品は購入後 7日 以内に視聴を開始してください。
以下の期間でアーカイブ配信を行ないます。
2022/03/07 22:00 提供開始、視聴開始から 14日間 まで

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受講についての補足
■受講についての補足■

【配信概要】
・資料は、動画視聴ページにてダウンロード可能(PDF)となります。
・視聴期限: 14日
・購入前にインターネット環境をお確かめください。

セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合があります。以下のサンプル動画が閲覧できるか、事前にご確認の上お申し込みください。
https://deliveru.jp/pretest5/
 ID livetest55
 PW livetest55
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配布資料
  • 2.15-参考資料.pdf
  • 2.15-脱炭素と再生可能エネルギーの国際動向.pdf
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
収録日
2022/02/15
提供方法
Deliveru配信

講師のプロフィール

講師名
京都大学大学院 経済学研究科 
再生可能エネルギー経済学講座 特任教授
安田 陽(やすだ よう) 氏
経歴
1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(現システム理工学部)助手。専任講師、助教授、准教授を経て2016年9月より京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座 特任教授。現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。技術的問題だけでなく経済や政策を含めた学際的なアプローチによる問題解決を目指している。現在、日本風力エネルギー学会理事。IEC/TC88/MT24(国際電気標準会議・風力タービン・第24部会(風車耐雷))議長、IEA Wind Task 25(国際エネルギー機関・風力技術協力プログラム・第25部会(系統連系))専門委員、など各種国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、「世界の再生可能エネルギーと電力システム:風力発電編」(インプレスR&D)、「再生可能エネルギーのメンテナンスとリスクマネジメント」、「理工系のための超頑張らないプレゼン入門」(オーム社)など。翻訳書(共訳)として「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。