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ビジネスのための著作権法 基礎編

著作権法の基礎を、事例を踏まえて体系的にわかりやすく解説します
質問OK 初~中級者向け [N]
25,000 (税込)
5時間15分 詳細へ
2026/06/30 10:00 まで
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イベント概要

「著作権のことは何となく知っているけど、著作権法についてはあまり知らない…」という方も多いのではないでしょうか?インターネットやSNSの普及で「著作権」は身近になっていますが、「著作権法」は複雑で難解な法律のため、なかなか体系的・網羅的に学習するのはハードルが高いのが実情です。
そのため、日ごろ著作権に関する契約を取り扱っている方でも、実は、体系的に著作権法を学習する機会はあまり無いともお聞きします。

そこで、このセミナーでは、著作権法の基礎の部分について、ビジネスに関係の深い部分を中心に、体系的に、できる限り分かりやすく解説しています。

とはいえ体系的な学習は退屈になりがちですので、毎回、ビジネスについての事例問題を出し、問題を考えながら講義を聴いていただくスタイルをとっています。

全4回の講義ですが、いずれも90分以内(第4回のみ93分)ですので、大学の講義のような感覚で受けていただくことができます(大学の1〜4限のように、1日で集中して受けていただくことも可能です)。

「基礎編」ではありながら、かなり深い部分についても解説していますので、この講義をマスターしていただければ、著作権法の基礎については自信をもっていただけるのではないかと思います。

カリキュラム/プログラム

第1回 著作権法の概要、著作物、著作者
1.著作権法の概要
 1)CDに含まれる権利
 2)著作権法上の権利
 3)無方式主義
 4)著作権法の意義
2.著作物とは
 1)概要
 2)定義
 3)創作性
 4)表現
 5)著作物の種類
 6)共同著作物
 7)二次的著作物
3.著作者とは
 1)定義
 2)職務著作(法人著作)
 3)「映画の著作物」の著作者


第2回 著作者の権利(著作権と著作者人格権)
1.著作者の権利(著作権・著作者人格権)の概要
 1)全体像
 2)著作権
 3)著作者人格権
2.著作権の内容
 1)有形的にコピーをつくることに関する権利
   ・複製権(21条)
 2)無形的に公衆に伝えることに関する権利
   ・上演権・演奏権(22条)
   ・公衆送信権(23条1項)
   ・展示権(25条)
 3)複製物の流通をコントロールする権利
   ・頒布権(26条)
   ・譲渡権(26条の2)
   ・貸与権(26条の3)
 4)二次的著作物に関する権利
   ・二次的著作物の創作権(翻案権 27条)
   ・二次的著作物の利用権(二次的著作物に関する原著作者の権利 28条)
3.著作者人格権の内容
 1)公表権(18条)
 2)氏名表示権(19条)
 3)同一性保持権(20条)
 4)名誉声望保持権(113条11項)


第3回 権利制限規定、著作権の取引
1.権利制限規定
 1)概要
 2)私的使用のための複製(30条)
 3)付随対象著作物(30条の2)
 4)検討過程における利用(30条の3)
 5)引用(32条)
 6)非営利上映等(38条1項)
 7)時事の事件の報道のための利用(41条)
 8)美術品等のオリジナルの所有者による展示、小冊子(45条、47条)
 9)屋外設置の美術品・建築物の利用(46条)
 10)インターネット販売での美術品等の画像掲載(47条の2)
 11)非享受利用(30条の4)
2.著作権の取引
 1)概要
 2)著作権の譲渡
 3)著作物の利用許諾
 4)著作権譲渡と著作物利用許諾の対比
 5)出版権の設定


第4回 著作隣接権、保護期間、著作権侵害への対抗措置
1.著作隣接権
  ・概要
  ・(広義の)著作隣接権の全体像
 1)実演家の権利
   ・録音権・録画権(91条1項)
   ・放送権・有線放送権(92条)
   ・送信可能化権(92条の2)
   ・(商業用レコードの)貸与権(95条の3第1項)
   ・報酬請求権(集中管理)
 2)レコード製作者の権利
   ・複製権(96条)
   ・その他、著作隣接権についての補足
   ・報酬請求権
   ・いわゆる原盤権について
 3)放送事業者・有線放送事業者の権利
2.保護期間
 1)概要
 2)著作権の保護期間
 3)著作者人格権の保護期間
 4)(広義の)著作隣接権の保護期間
3.著作権侵害への対抗措置
 1)民事的措置
 2)刑事的措置
 3)侵害主体
 4)いわゆる盗作の問題

視聴期間/スケジュール

この商品は購入後 7日 以内に視聴を開始してください。
以下の期間でアーカイブ配信を行ないます。
2024/05/14 18:00 提供開始、視聴開始から 30日間 まで

詳細

受講対象者の職種/職位
ウェブメディア、動画、音楽、イラスト等のコンテンツを扱う企業の方々。
特に、法務、広報に携わる方々。
身につく知識/スキル
ビジネスに関わる著作権法法の基礎を体系的に学習することができます。
受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
質問方法
メールで質問できます
配布資料
  • 第1回 著作権法の概要、著作物、著作者.pdf
  • 第2回 著作者の権利(著作権・著作者人格権).pdf
  • 第3回 権利制限規定、著作権の取引s.pdf
  • 第4回 著作隣接権、保護期間、対抗措置.pdf
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
収録日
2024/06/07
提供方法
Deliveru配信

講師のプロフィール

講師名
渋谷カケル法律事務所
弁護士 
高木啓成
経歴
一橋大学法学部卒、2007年弁護士登録。

動画・音楽関連企業、ゲーム会社、YouTuber事務所・タレント事務所などをクライアントとし、著作権法を中心とするエンターテイメント法務を取り扱う。

テレビ出演、新聞・雑誌・インターネットメディアへの寄稿、企業・団体の勉強会やクリエイターのイベントなどでのセミナー・講演も積極的に行う。

担当した主なセミナー

・sansan株式会社主催 「IP活用におけるリスク回避術」~トラブル事例から学ぶ、最適な契約業務の姿とは~

・弁護士ドットコム株式会社 「ニュース記者のための著作権法講座」

・株式会社オーディオストック 「やさしく学べる!映像制作で知るべき音楽著作権~入門編~」

・洗足学園音楽大学 「プロになる前に知っておくべき音楽業界の契約書」

・川崎市合唱連盟が主催する講演会 「合唱のための著作権講座」

・目黒区 社会教育講座 「時代とともに変わる「プライバシー」のこと -デジタル社会のトラブル回避術-」


著書:「弁護士で作曲家の高木啓成がやさしく教える音楽・動画クリエイターの権利とルール」(日本加除出版)