人生100年時代を迎えようとしている中、老後に必要な資金は2,000万円~3,000万円ともわれています。
この老後資金、自助努力で増やすことも求められていますが、会社が退職金制度や企業年金を活用して、従業員自ら将来に備えて資金を積み立てる機会を用意することは、従業員の満足度やモチベーションアップにつながり、人材確保や定着に有効です。
かつて、退職金制度や企業年金は大企業のものとされてきましたが、終身雇用の崩壊や金利低下による資産運用状況の変化により、その役割や活用方法も大きく変わってきています。そのため、自社の退職金制度の在り方を見直す企業も増えてきています。
そこで、中小企業でも導入できる退職金制度や企業年金制度の具体的な活用方法など、経営者や人事担当者が知っておきたい退職給付制度と従業員の資産形成制度を網羅的に理解し、導入の検討に役立ていただけるDVDを作成しました。
従業員向けの金融リテラシーやライフプラン研修、資産形成の個人相談の経験豊富なファイナンシャル・プランナーの横田健一氏が、わかりやすく解説しています!!
まずは、退職金の資金準備として、また、退職金制度がない中小企業でも比較的少ない負担で従業員の老後資金形成の手段として導入できる以下の企業年金制度や退職金制度のメリットやデメリット、活用方法、目的に合わせた選び方について解説します。
確定給付企業年金(DB)
企業型確定拠出年金(企業型DC)
中小企業退職金共済(中退共)
特定退職金共済(特退共)
さらに、退職金や企業年金の導入まではちょっと・・・という会社に福利厚生としても、おすすめの制度についても解説しています。
個人型確定拠出年金(個人型DC、iDeCo)に加入する従業員の加入者掛金に会社が上乗せして拠出できる『中小事業主掛金納付制度iDeCo+(イデコプラス)』
会社単位で少額投資非課税制度(NISA)を利用できる『職場つみたてNISA』
最後に、退職金制度や企業年金制度の導入には、経営者や人事担当者が資産運用の基本についてしっかりと理解することが大切です。また、確定拠出年金やNISAは、加入者の資産運用の理解度が資産形成に影響を与えます。そのために、資産形成に必要な金融リテラシーとして
株式投資はなぜ儲かるのか?
資産を増やす方法は「自分が働いて稼ぐ」「お金にも働いてもらう」
証券投資って、どのくらい増えるのか?
アセット・アロケーションの重要性 など
など、投資信託を活用した資産形成の基本について、経済の仕組みから誰にでもわかりやすく説明しています。