労務トラブルを未然に防ぐ、または労務トラブルが発生したとしても被害を最小限に抑えるために、さまざまな書類を作成することは、証拠としての記録として極めて重要です。まさに予防法務の最前線ともいえます。
他方で、書式は形に残ります。市販の書式集を安易に流用することは、極めて危険です。内容の不備からトラブルを防止・解決できないケースがあるからです。その書式の作成意図を理解した上で、自社の事案に応じて適切な内容にアレンジをする必要があります。例えば、退職勧奨の結果、社員から退職願が提出された場合の退職承認にしても、「退職願を受理しました」という文言で十分なのかといった点も留意しながら、「どうして、こう書かれているのか」という行間に込められた思いを理解する必要があります。
本講義では、これまで講師が作成してきた豊富な書式を類型別に整理して、そのトラブル事案の奥に潜む考え方をも踏まえて、書籍では書けない実務対応について解説します。
※本講座ご参加の皆様には講師執筆書籍『基本がわかる! 人事労務管理のチェックリスト』(労務行政)を進呈します。
※WEBでご参加の方には、書籍をセミナー開催終了後に発送いたします。
受講者情報にご入力いただいた住所以外をご希望の場合は、コメント欄に記載をお願いいたします。記載がない場合は、受講者情報のご住所に送付いたします。
※WEB受講でご参加の場合は、お申込み前に必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください。