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2024/08/29(木) 13:30 ON AIR

国内監査とは異なる海外監査の課題と実務対応

【開催にあたって】 海外の子会社等を対象にした海外監査は、言葉の壁や法制度、業務慣行の違いから国内とは勝手が違う難しさがありますが、特に組織風土やカルチャーの違いから、日本では普通指摘されないリスクが海外で重要であったり、同じ内部統制の機能も国内と海外では違いがあったりします。特に内部統制は、元々は欧米からの輸入概念でもあり不正リスク対応の内部統制などは日本と海外とのリスク感覚の違いに留意することで海外監査の効果を上げることにも繋がります。またコロナ禍の影響で中止されていた海外往査が最近では復活しつつあり、海外往査の進め方については、リスク環境が変化した中での監査の進め方の合理性の確認を行なうなど再検討が求められます。 一方で往査の代わりに始まったリモート監査も一般化しており、往査と比較したリモート監査の限界や不足部分にも注意が必要です。ただし、こうした監査手法の決定には、コロナ禍によって変化した社会の制度や慣行が、企業のビジネスや内部統制にどのように影響したかを評価することが必要となり、それが海外になると国ごとの文化や業務慣行の違いもあって、内部統制上は社内の方針や手続きとして制度化しやすいハードコントロールだけでなく国や組織の文化などのソフトコントロ-ルの影響も重要となります。 また、国際化の進展により、グローバルな視点からのリスク管理やガバナンス対応の重要性が増す中で、日本企業の海外監査の在り方にも業務監査や準拠性の監査だけでなく経営監査を取り入れた内部監査の高度化が期待されています。本セミナーでは、こうした状況を踏まえて、海外往査を中心とした企業内監査の検討事項や手続きの進め方について解説いたします。
質問OK 初~中級者向け [N]
38,500 (税込)
3時間30分 詳細へ
2024/08/30 00:00 まで
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イベント概要

1.日本企業に見られる海外子会社のガバナンス上の課題と監査対応
 ・欧米企業とはここが違う日本企業のグローバル経営管理における特徴 
  -比較項目:グローバル企業の子会社に対するガバナンス・コンプライアンス・モニタリング等
 ・日本企業に見られるグローバル経営の課題
 ・内部監査において国内監査とは異なる海外監査の問題領域
  業務監査の枠に収まりにくい海外監査
  海外子会社のガバナンスや経営戦略を扱う経営監査の課題

2.海外監査で留意すべきリスク対応と日本企業による海外不祥事の例
 ・海外事業に多く見られるリスクと海外監査の必須重点課題
 ・ソフトコントロールを含む統制環境に起因する日本企業の海外不祥事
 ・海外固有の問題で特に注意しておきたい内部監査の指摘事項・改善提案の事例解説
  -海外固有の職務分離、利益相反、人事労務関連など-

3.海外子会社の内部監査の計画段階で検討すべき監査の戦略と事前準備のポイント
 ・海外監査のグランドデザイン:監査モデルの検討、チーム編成・外部人材の活用や外注の扱い、
  現地との事前アレンジ、作業ステップと日程管理、監査アプローチ、データ分析の活用など
 ・コロナウイルス時代の企業リスクへの対応とリモート監査などの監査手法の問題

視聴期間/スケジュール

以下の期間でライブ配信を行ないます。
2024/08/29 13:30 から 2024/08/29 17:00 まで

詳細

受講レベル
初~中級者向け
※受講レベルについて
質問方法
チャットで質問できます
配布資料
なし
※資料がある場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
修了証の発行
なし
※「あり」の場合、動画の視聴ページからダウンロードができます。
※視聴期間の終了後はダウンロードできなくなります。
提供方法
Zoom配信

講師のプロフィール

講師名
公認内部監査人・公認会計士・米国公認会計士(現在inactive)  公認会計士藤井監査事務所 代表 藤井範彰 氏